雄牛が産まれた話
この記事は、はんドンクラブアドベントカレンダー3日目の記事です。
2023年7月に2人目のこどもが産まれました。
男の子ですので雄牛です。
お祝いのメンションくれた皆様ありがとうございます。
今回の記事では、生活スタイルの変化など振り返ります。
(基本情報)
本人(みる、父牛(ちちうし)):大山のファン、京都弁
妻(乳牛(ちちうし)):ABCのアナウンサーに詳しい、和歌山弁
長女(雌牛(めうし)):近本のファン、京都弁と和歌山弁のハイブリッド
長男(雄牛(おうし)、すやすやボーイ他):丸い、ふにふに、鈴カステラ
育休
1人目のときは里帰り出産で、2箇月くらいいなかったので、特段育休を取得する必要はありませんでしたが、職場で推奨されていることもあり、今回は産まれてからすぐに1箇月取得しました。
私の周りでは、男性の場合、2人目で育休を取得している方が多かったので、とりあえず同じ感じでやってみました。
職場には年明けくらいから取得する意向を伝えていたので、大きな問題はなかったと思います。
育休直前の出勤日では、同僚に温かい言葉をかけていただきました。2人目は大変やとか育休は助かったとかの声を聞いて、帰り道に育児のための休業とはどんなもんかと想像していました。
「あんまりやることない」
育児のための休業とはいいつつも結局は雄牛は寝ているだけなので、世話は沐浴とおむつ替えるくらいで、主に出生に係る手続きに回っていました。
各種届、子ども医療費、個人番号など役所関係から、銀行でのローン金利の引き下げのサービス利用など、数日は使った気がします。
せっかくの長期休みだったので、病院通いもしました。
牝牛は保育園へ預けているので昼間はかなり暇で、多くは家事とバグパイプ*1をこなしていました。
保育園に通い始めるタイミングでの取得がよかったのだと思います。
平日の過ごし方
雌牛は保育園に預けています。これまでは乳牛の就業時間の都合上、私が送迎していました。乳牛の育休取得後は、短時間保育に切り替わったこともあり、乳牛に任せています。
育休中とはいえ、夕方の時間は1人で牛2人の面倒を見ることになり、こちらも大変なことは承知しているため、今までどおり定時ダッシュをキメ込んでいます。それでも17時前くらいにはマフィアのように牛たちの写真を送りつけてきます。
帰宅後、こどもの風呂、食事、翌日の準備とか何やかやで21時半くらいに寝かしつけ始めるというスタイルは何とかキープできています。
休日の過ごし方
雄牛が産まれるまでは、毎週雌牛を連れて大手筋*2に行っていました。こども2人になってからは、必然的に家族で出かけることになりフットワークが重くなってしまったので、車で買い物程度です。
当然なのですが、1人で長時間遊びに行くことはできません。こどもが1人のときは、何とか機嫌を取れば許しが出たのですが、今は言い出しにくい状態です。
牛たちと一緒なら出掛けられますが、行けるところも限られますし、同じところが多くなります。
時折り、はんどんの優しいおじさん達*3が遊びに来てくれたので大変嬉しかったです。
雌牛の変化
2人目ができると1人目が赤ちゃん返りすると聞いていました。最初の1ヶ月ほどは雄牛も寝ているだけなので問題なかったのですが、ほどなくそこそこの声で鳴くようになると、そちらに構いがちになり、雌牛の甘えも強くなってきました。
所謂いやいや期と重なったのでしょうか、反発がひどくなり、よく怒られては鳴いています。あんまり怒ってはいけないと思いつつも、流石に?というときもあるので難しいです。
また、牛夫婦の寝室は別なのですが、当初の想定では、2人目が産まれたら雌牛は私と寝て、赤ちゃんが乳牛と寝る予定でした。最初こそうまくいってたのですが、そのうち雌牛が夜中に脱出して乳牛の方に行くようになり、しまいには私と一緒に寝なくなったので、トレードが行われました。今は雄牛が鳴くたびに夜な夜な乳牛の寝室に運び入れる生活です。
最近は保育園でも先生に悪態つくようです。悲しきモンスター。
その他困りごと
1人目のときから写真スタジオの撮影が苦手でした。こどもは泣いているのに、保護者や店員が満足するまであの手この手で笑顔を作ろうとするのが本当に嫌で、加えて長時間拘束されるので疲弊します。撮影そのものに時間がかかるのに、写真選びにも付き合わされ、その日1日は不機嫌になります。これが2人目になると、頻度が増えるうえ、雄牛の撮影の際に牝牛が飽きて暴れるなど、さらに大変です。Baskin Robbinsもそのうち効かなくなりました。
雌牛は、雄牛の鳴き声が苦手みたいです。雄牛が鳴いているとあやすのではなく、両手で耳をふさいで「うるさい」、「鳴かんといて」などと言います。何とか宥めたり気をそらしたりして対応していますが、もう少し弟に優しくてもいいのにと思います。
来年に向けて
雄牛を希望の保育園に放り込んで、乳牛は仕事復帰です。特に平日はこれまでどおりの過ごし方ができればいいなと思っています。
雌牛には習い事を何かさせようか検討中です。近場がいいなぁ。
赤ちゃんバトル*4したいので、近畿圏に来られた際はお声掛けください。
出産までのメモ
以下は記録用の雑多な感想などです。
妊娠
こどもだけでサッカーチームを作るのに憧れていた*5ので、結婚した当初から、こどもは2人は欲しいと思っていました。
乳牛もおおむね同意していましたが、雌牛の子育ての中、2人が限界だという話になっていました。
一姫二太郎*6というように、2人目は男の子がいいと思っていましたし、乳牛に似た子が2人もいるとなると姦しいとか犇めくとか大変なので、産み分けのおまじないを乳牛と話し合ったりしました。
速やかな妊娠後、エコー検査でなかなかブツが見えませんでしたが、出産予定日の二月前くらいには男の子とわかり、おまじないは本物だという話になりました。
産休~出産
8月に出産予定ということで、乳牛は7月頭から産休を取得しました。
乳牛の仕事は朝早いため、普段は牝牛の保育園へは私が送迎しています。しかし、産休取得中は乳牛が家で寝ているため、牝牛が「おかあさんといきたい」と鳴くようになり、朝の時間のない中、説得を試みたり無理やり連れだしたりとかなり大変でした。
また、いつも両牛に飛びかかって遊んでいる子にとって、お腹が大きいためそれができず、窮屈な遊び方を強いられ、寂しさもあったかと思います。
雌牛には弟ができると伝えており、絵本やおともだちの兄弟を見ていたのでぼんやり理解していたのだと思います。
乳牛は「あなたの手下ができるのよ」と説明していました。
退院予定日と会社の昇進試験が被りそうになり、ボスに試験を受けたくない旨を相談したところ、「そんなもんお前誰か代わりに迎えに来さしたらええやろ」みたいな返しを受け、グルーミィな1日を過ごした記憶もあります。
何やかやあって7月中に産まれることになりました。
1人目のときは、里帰り出産であり、遠いから来んでええみたいなこと言う割に、乳牛も不安からくるストレスなのか散々電話をかけてきて宥めるのに大変でしたが、2人目はそうでもなく落ち着いた印象でした。
そうこうして予定どおり産まれることになりました。当日は、新生児の体重測定などに立ち会うことができて新鮮でした。(1人目のときは結局行かなかったため)
病室に乳牛も戻ると、看護師が胎盤を持ってきてくれました。あんまり美味しそうじゃないという素直な感想が出ましたが、初めて見る胎盤に少し興奮していたのだと思います。
1週間ほどで戻ってきた雄牛はほんとにかわいかったです。
早く大きくなって遊ぼうね。
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*2:伏見の聖地
*3:独身
*4:独身も参加可
*5:MONSTER 1 | 書籍 | 小学館 地元ではルンゲ警部のタイピングのモノマネが流行っていた。